2009年07月05日

師匠逝く

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5月27日、突然師匠のケイタイから連絡が入った。
電話口の声は女性だった。師匠の姪っ子さんだった。
「おじが先週亡くなりまして・・・」と。
仕事中にもかかわらず、頭が真っ白になった。
先週も元気なメールが届いていたのに・・・。

師匠との出会いは、14年前地元平塚のNTTでした。
まだアナログ電話回線でネットにつなげる事が全盛の時代。
ISDN回線を使って128kbpsで高速インターネット時代が
始まると宣伝したいNTTが、体験会を主催しており、
そこへ遊びに行った時の出会いでした。
まだインターネットが誰もわからないものなので、
体験会には僅かな人しか参加してませんでした。
そんな時でまだ浪人生だった僕に話しかけてくださったのが、
師匠でした。

・・・

連絡を貰ってから数日後に師匠の家へ行くと、
奥様と姪っ子さんが出迎えてくれました。
「もう突然だったのよ・・・」と。
その日夕飯を食べ終わり、奥様が台所へ行ったときに
パタッと椅子から落ちたそうです。
救急車で大学病院に運ばれるも意識は戻らず・・・。
最期に何も言葉を交わすことができなかったと悔しがる奥様。
僕はあまりにも師匠らしい逝き方に圧倒されました。

普段師匠とは、僕が最新のIT情報をお伝えしたり、
師匠が見聞した新しいITサービスについて質問を受け、
それについてよく議論をしてました。
時代を捉えた物なのか、先進性だけなのか、などなど。
師匠の捉え方は、今でも僕のものさしの1つとなってます。

80歳を超えてもまだその好奇心は衰えず、亡くなる1週間前にも
ミニパソコンを購入して意気揚々としていたそうです。
そんなに師匠に僕は育てられたと思ってます。
僕を作り上げてくださった師匠に感謝をし、
師匠が残してくれた数々の言葉を胸に刻んで
生きていこうと遺影の前で手を合わせながら思いました。

「僕らの時代以上に、これからはセンスの時代になる。
 いろいろなものをみて、いろいろな人に会って、
 センスを磨くように!」と。

師匠、天国でもお元気で!

(やっと気持ちが落ち着いたので、書くことができました。)
posted by ringo134 at 18:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | Think
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