日曜日、上野旧東京音楽学校奏楽堂にて、可児亜理(かにあり)さんのピアノリサイタルが開かれ、拝聴してきました。
ベートーベンのピアノソナタ全曲演奏の第4回目。日本最古の木造の洋式音楽ホールである奏楽堂は、満席となった。
演奏が始まると息を呑む音もノイズとなるほど静まり、中央の亜理さんの演奏に全員の目線が集中する。
僕は視覚から入ってくる情報を断ち切るために目をつぶり、音だけに集中した。
可児亜理さんは友人(70代)の姪の方で、たまにお会いしてました。亜理さんは大学卒業後、
ドイツなどへの留学し世界的なピアニストのゲルハルト・オピッツ氏を師事、故ゲオルグ・ヴァシャヘーリやマルタ・
アルゲリッチとも交流したり、またクララ・シューマン国際ピアノコンクールのファイナリストに選ばれるなど、
素晴らしいご経験の持ち主なのです。
その音は息つく間もない繊細さと大胆さの両方を持つ音でした。2時間の演奏会はあっという間に終わり、
頭の中で亜理さんの音が鳴り響き続けていました。力強い生演奏に感動しました。
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■4月20日に発売された可児亜理さんのCDを紹介します。
聖なるピアノ〜ハンマークラヴィーア&精霊の踊り/可児亜理
レーベル: カメラータ東京
価格:2,940円(Amazon)
バイエルン放送局とカメラータ・トウキョウによる初の共同制作CD。
オピッツに師事しドイツで高い支持を得ているピアニストで、教育者やソリストとしても活躍する可児亜理(かに・あり)のデビュー・アルバム。
2006 年1月に恩師オピッツの推薦でバイエルン放送局より招待を受け、放送録音を行った後、3月にドイツ;
バイエルン放送局第2スタジオで行われたのが、この録音となります。ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
と2つのロンド作品51第1番ハ長調&第2番ト長調、グルック(ヴィルヘルム・ケンプ編):「オルフェオの嘆き」〜「精霊の踊り」を収録。
難曲とされるソナタに対するアプローチ、クリアなピアノのタッチと美しい響き。最後のグルックまで充実した演奏となっています。
ベートーヴェンはスタインウェイ、グルックはファツィオーリを使用〜“K2 Laser Cutting”システム。
【曲目】ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106 「ハンマークラヴィーア」
2. 2つのロンド 作品51 (1)第1番 ハ長調 (2)第2番 ト長調 グルック(ヴィルヘルム・ケンプ編):
3. 「オルフェオの嘆き」〜「精霊の踊り」 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より
【演奏】可児亜理(ピアノ)
【録音】2006年3月 ドイツ
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